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【「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55】(著者:古市幸雄)読了レビュー

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著者紹介

※「BOOK」データベースより※

古市幸雄(フルイチユキオ) 1968年、東京都生まれ。明治学院大学文学部英文学科卒業。読売新聞社編集局写真部退社後、ニューヨーク州立大学で経営学修士(MBA)を取得。帰国後、翻訳会社、英会話学校などを立ち上げ、能力開発関連のセミナーや教材の提供など幅広く活躍中

「勉強」。。。

判っていても、なかなかできないのが悩み。

そんな僕も「人生勝利」というキャッチコピーに吸い込まれるように古市幸雄さんの著書を読んでみた。

読もうかどうか、、、

今回はあまり迷わずに手を出した。あまり期待もしていなかったが、「具体的な勉強法に触れている」という レビューが多かったのも後押しの要素だ。

「まずは早起きに挑戦」とか「後回しにしない」とか、あれをしろ、これはするな、といった教訓めいた内容が羅列された感じの内容ではないな、と想像できた。

決して安くはない出費だが、とりあえず手を出してみた。

読んで正解?

結論から言って、読んで… いや、読むのが正解。

皆さんも是非、一度は読むことをお勧めする。正にこのブログのタイトルにもある「人生の宝物」に分類すべき一冊だ。

もう少し詳しく知りたい人の為、 以下に、コンテンツ概要と補足説明を書いておく。 f:id:yukihori-oyaji:20170612073816j:plain

第1章 人生は勉強したものが勝つ!

  • 勉強法1 動機づけの方法とは?
  • 勉強法2 どうしたら勉強の習慣が身に付くのか?
  • 勉強法3 読書のコツとは?
  • 勉強法4 脳科学の実験結果に基づく正しい勉強法って?
  • 勉強法5 勉強の成果に一番必要な要素は?
  • 勉強法6 勝つための勉強戦略とは?
  • 勉強法7 最初の勉強の成果は出ない?
  • 勉強法8 効率よく知識を吸収するコツは?
  • 勉強法9 なぜ、自己投資が必要か?
  • 勉強法10 私の自己投資歴とは?

この章は「勉強したいならすれば良いし、したくなければしなければ良い。」という表現から始まる。「勉強したい」という気持ちは、食費を削ってでも参考書を買いたいと思うレベルであり、「忙しいから」とか「進学できなかったから」というような言い訳をする様なモノでは無い。 こういった事の再確認がされた後、長時間の勉強を短期間するのではなく、短時間の勉強を長期的に継続することが大切だと説いている。当たり前のことではあるが、本質を的確に突いており、実に気持ちが良い。

読書のコツから、脳科学から見た効果的な学習法の説明がなされ、勉強の成果は、

y(勉強の成果)=a(教材・サービスの質)×b(集中力)×χ2(勉強時間の2乗)+c(過去の勉強の蓄積)

と示されるように、勉強に費やした時間に大きく関係する事が記されている。 また、勉強の効果が「長い時間を経た後」にやって来るものである事を自覚できれば、勉強ほどリターンが確実な投資は無いと記されている。確かに自己投資は時間と金を費やす事で大きなリターン(成果)が帰ってくると言うことについては、僕自身の体験からも、はっきりと断言できる。 f:id:yukihori-oyaji:20170612074149j:plain

第2章 勉強時間を捻出する方法

  • 勉強法11 テレビを見なければ、2カ月分の時間を捻出できる?
  • 勉強法12 会社での勉強時間の捻出方法とは?
  • 勉強法13 同僚に差を付ける時間の使い方とは?
  • 勉強法14 自宅・会社以外での捻出方法は?
  • 勉強法15 通勤時間の賢い使い方は?(電車の場合)
  • 勉強法16 通勤時間の賢い使い方は?(車・徒歩の場合)
  • 勉強法17 休日の勉強時間はどうやって捻出する?
  • 勉強法18 「できれば朝型」がおすすめの理由は?

この章では「時間の使い方」と言う切り口から勉強時間を捻出する方法について具体的に書かれているので、実践に繋がりやすい。大事なのは「短い時間」を「継続して」捻出する「習慣」だと感じた。 1日10分の時間を捻出して勉強に割り当てることは、1週間(5日間)では50分に相当する。 年間で52週あるので、年間で考えれば2,600分(約43時間)の勉強時間を得ることになる。 テレビを見ていた時間、休憩時間、スマホでゲームをしていた時間、寝ていた時間。。。等々、時間捻出の可能性は今の生活の中に、幾らでも潜んでいる。 f:id:yukihori-oyaji:20170612075543j:plain

第3章 勉強に集中する方法

  • 勉強法19 「気持ちいい」は勉強の集中に不可欠?
  • 勉強法20 集中力の持続時間はどのくらい?
  • 勉強法21 効果的な休憩方法とは?
  • 勉強法22 休憩時間の意外な使い方とは?
  • 勉強法23 長時間勉強を続けるコツは?
  • 勉強法24 気分が乗らない時の対処法は?

汗を掻いてベタベタな気持ち悪い状態で勉強するよりも、シャワーを浴びてサッパリしてからの方が勉強が捗るというのは想像し易い。しかし、長時間勉強を続けることで「勉強=ツラいもの=不快」と言うように脳が学習する、と言うことには気付いていなかった。折角捻出して勉強に費やした時間と労力を無駄にしないためにも、短時間集中とコマメな休息を大切にしたい。 f:id:yukihori-oyaji:20170612075445j:plain

第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法

  • 勉強法25 短期集中型勉強のコツは?
  • 勉強法26 短期集中型に変更して失敗する理由とは?
  • 勉強法27 私の留学を成功させた私の長期計画型勉強計画とは?
  • 勉強法28 勉強中に避けられない感情とは?

勉強の成果が勉強に費やした時間に関係する以上、短期間で成果を上げるには日々、長時間勉強するしかない。こういった「当たり前」の事を忘れて「ギリギリ切羽詰まった方が効率が上がる」などと言ってしまう自分が恥ずかしい。 長期計画型で日々の勉強時間を「少し少ない」ぐらいにして取り組んでいきたい。

第5章 英語の勉強法

  • 勉強法29 英語の勉強を続けているけれど……?
  • 勉強法30 なぜ英語が習得できないのか? その1
  • 勉強法31 なぜ英語が習得できないのか? その2
  • 勉強法32 本気の人のための英語勉強法とは?
  • 勉強法33 本気の人のが目標とすべき年間英語勉強量は?

英語の勉強にフォーカスして書かれたこの章では、「英会話に一年間通っているけどなかなか上達しない」という人達への具体的なアドバイスが多数挙げられている。 そもそも勉強すべき対象は何であるのか、そしてそれに対する勉強量は足りているのか、更にはうまく行かない「理由」についても明確に書かれている。その一つ一つのが全て論理的で気持ち良く腑に落ちる。流石は「英語のプロフェッショナル」が手がけた著書だ。

第6章 勉強を成功させるための目標設定方法

  • 勉強法34 目標の設定方法とは?
  • 勉強法35 長期目標のポイントとは?
  • 勉強法36 中期目標設定のコツとは?
  • 勉強法37 1日目標の設定方法とは?
  • 勉強法38 目標設定いかんで行動と成果は大きく変わる?
  • 勉強法39 目標達成できない最大の理由は?勉強法40 逆転の思考法で目標達成できる?
  • 勉強法41 目標達成のための代償って?
  • 勉強法42 手帳で目標達成すると実現スピードが加速する?
  • 勉強法43 手帳を使った目標設定の方法とは?

ゴール(最終目標)から決め、その為にいつまでに何をしなければならないのか、だから今日は何が何処までできている必要があるのか。この考え方はプロジェクト管理と全く同じだ。本当に叶えたい目標に対して、犠牲とすべき代償までも事前にしっかりと意識して取り組む。また、「無意識」のレベルにも手を入れ、徹底的に目標達成の為にエネルギーを注ぎ込む「具体的手法」について書かれたこの章は、僕自身がこれまでの経験で得た目標達成の考え方には、まだまだ改善の余地が有ることを明確に教えてくれた。 f:id:yukihori-oyaji:20170612075950j:plain

第7章 効率アップのための食事と睡眠

  • 勉強法44 食事が勉強の成果と関係する?
  • 勉強法45 どうして睡眠は重要か?
  • 勉強法46 目覚まし時計なしで起きる方法がある?
  • 勉強法47 早朝から頭をフル回転させる方法とは?

この章を読むまで、食事の習慣が勉強の成果に影響を与えるとは、全く気づかなかった。睡眠の重要性と、その「質」の高め方についても具体的に書かれている。 寝起きの悪い人にも効果が期待できる「目のさまし方」にも触れているので、一読の価値あり。 f:id:yukihori-oyaji:20170612080258j:plain

第8章 効率アップのためのツール

  • 勉強法48 集中力を維持するためのツールとは?
  • 勉強法49 外での勉強に役立つツールとは?
  • 勉強法50 おすすめの筆記用具とは?
  • 勉強法51 聞く勉強に便利なツールとは?
  • 勉強法52 長期計画型勉強なら、まず椅子に投資?
  • 勉強法53 勉強机の照明として最適なのは?
  • 勉強法54 寒さ対策のツールとは?
  • 勉強法55 快適に目覚めるツールとは?

勉強を「やめる」為のツール、膝を書斎に変える為のツールをはじめとする便利なお薦めの数多くのツール達が、その「具体的な理由」とともに紹介されている。生産終了の物も少なくはないが、お薦めする理由が明確なので代替品を探すことができそうだと言うことも特筆すべき事。

まとめ

この本は正直、あまり期待せずに読み始めた。。。 がっ! 本当に良い内容が、具体的でわかりやすい表現で、大量に詰め込まれた「非常に気持ちいい本」だった。 綺麗事や上辺の話ではなく、本当に大切な「基本中の基本」が、シンプルにコレクションされた「一生モノの保存版」とか、「人生の宝物」いうカテゴリーに分類しておきたい一冊だ。