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【すぐやる!「行動力」を高める〝科学的な〟方法】(著者:菅原洋平)読了レビュー

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すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法

すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法

 

 著者紹介

※「BOOK」データベースより※
菅原洋平(スガワラヨウヘイ)
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、作業療法士免許取得。民間病院精神科勤務後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。その後、脳の機能を活かした人材開発を行うビジネスプランをもとに、ユークロニア株式会社を設立。現在、ベスリクリニック(東京都千代田区)で外来を担当する傍ら、企業研修を全国で展開し、その活動はテレビや雑誌などでも注目を集める。著書には、13万部を突破した『あなたの人生を変える睡眠の法則』(自由国民社)など多数がある。

すぐやる!

判っていても、なかなかできないのが悩み。

そんな僕の「行動力」を〝科学的な〟方法で高めてくれるというキャッチコピーに吸い込まれるように菅原洋平さんの著書を読んでみた。

 

読もうかどうか、、、

 正直に書くと、読む前は精神論的に努力と根性を求められる予感を持っていた。

「まずは早起きに挑戦」とか「後回しにしない」とか、あれをしろ、これはするな、といった教訓めいた内容が羅列された感じの内容を想像していた。

決して安くはない出費なので、手を出すかどうかも正直迷った。

 

読んで正解?

結論から言えば読んで正解。

もっと早くこの本に出会うことが出来ていたら、と感じた。

皆さんも是非、一度は読むことをお勧めする。

 

もう少し詳しく知りたい人の為、

以下に、コンテンツ概要と補足説明を書いておく。

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 序章 「すぐやる人」に共通するたった1つの習慣とは?

実は 著者の菅原洋平さんの肩書きに「作業療法士」という職業と、「すぐやる!」の繋がりをイメージ出来ずに読み始めた。

まず、その部分が理解できればこの著書が読みやすくなると思うので、少し説明する。

作業療法士とは、リハビリテーションの専門職で、人間の脳や体の力を最大限に引き出し、その人がやりたいことを実現できるようにサポートする仕事。

リハビリテーションとは、努力や精神論ではなく、脳の指令を上手く体に伝える科学的なアプローチであり、脳に損傷を受けた場合など、思うように体が動かないような場合、作業療法士が行うことは、性格を変えるわけでも、能力を伸ばすわけでもなく、脳と身体の関連性をふまえた上で「脳に入る情報」を変える事なのだそうだ。
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ここまで来てようやく、この著書が教訓や努力や根性や精神論ではなく、脳の仕組みをよく理解した人から見た、その状況の改善策の提示である事が理解できる。

例えば睡眠不足の状態で、脳が疲れているときに何かを始めるよりも、充分な睡眠をとったあとのベストコンディションな脳の状態のほうが、何かを始めやすいという意味。

脳と身体の関係と仕組みを理解して、何かを始めやすいように前もって脳に入れる情報を科学的なアプローチから調節する。この事を菅原洋平さんは以下のように書いている。

  • 脳を「すぐやらない」「できない」状態にしないことが目的。
  • ここに〝意志の力〟は関係ない。 
  • あなた自身が頑張るのではなく、あなたの脳が動きやすいように仕向ける。

 1章 「やるべきこと」にすぐ手をつけるコツ

 脳は視覚から得た情報に大きく影響をうけるので、脳に「別のものを見せてしまった」ら手遅れとなるらしい。早く寝ないといけないのにテレビが視界に入ってしまう。するとテレビを見たくなり、寝るのが遅くなる。こう言った経験は自分自身に良くあることなので、それを解決する手段が有るならば非常に興味深いと感じた。

具体的、かつ詳細な解説で判りやすく簡潔に説明がされているので、どんどん読み進めることができた。

  •  「あぁ、今日もテレビを見てしまった」という罪悪感で、脳が満足感を得ている為に、また繰り返してしまう

 というのが僕が最も驚いた情報。

 繰り返し失敗してしまう理由も、この悪循環が理由だと判れば納得。その根元となる情報を脳に与えない、という手段で「我慢をせずに」回避出来るかも知れないと感じた。

 この章に書いてある具体例を実践してみれば、うまくやっていけそう。

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2章 「ひとつのこと」を終えたあと、「次」にスムーズに取りかかるには?

 この章では、脳と身体の連携の仕組みから科学的に分析された行動の取り方が具体的な例とともに説明されている。

その一例として、

  • 会議を終えたら、その書類をデスクに置かずに、とりあえずファイルに挟んでみる

というというやり方が紹介されている。

このやり方であれば、無理なく自分の普段の行動をほんの少し変えるだけで済む。しかし今の自分が抱えている状況を大きく変える可能性を感じた。

この他にも早速実践してみたい具体例が沢山書かれているので、この章もグングン読み進める事ができた。

 

3章 すぐやる集団、すぐやらない集団……「すぐやらない」は伝染する!?

 この章を読んで「類は友を呼ぶ」ということわざが出来た理由が、脳神経の仕組みと結びつけて理解できるようになった。

すぐやるようになるために、すぐやらない集団にいる人間よりも、すぐやる人やすぐやる集団を意識的に目にはいるようにする。

同じように自分自身の行動も、周りの人間がそれを見ることで似たような集団が形成されるということを、よくよく肝に銘じようと考えさせられる章だった。


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4章 「脳が勝手にやる気になる」言葉の使い方

言葉のチカラと言うのは何度か耳にしたことは有ったが、ここまで判りやすく「言葉にしていく作業の大事さ」が説明された著書は初めて。

「負けないぞ」とか「がんばるぞ」といった精神論的な言葉ではなく、

 ①主観的な言葉 ②客観的な言葉 ③経験的な言葉

のうち、三番目の「経験的な言葉」が持つ力によって、リハビリテーションの現場で画期的な変化が起こった例を説明してくれている。

自分の口にした言葉も、自分の脳にとって大きな影響力を持っていることをしっかりと自覚して、自分自身の発言に気をつけなければ、と考えさせられる章だった。

 

5章 「やればできる」という言葉でかえって「本気」が出せなくなっていた!?

この章は、「やればできる 」という言葉を「できていない状態」の自分や他人に対して、「慰めの言葉」として捕らえていた僕にとっては衝撃的な章だった。

根底から考え方を改める必要があると感じたので、非常に印象深い章。

これからは、この本から学んだやり方で、「できた」自分のフロー体験の積み重ねを大切にしたい、とつくづく思う。
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6章 「すぐやるスイッチ」をすぐ入れる簡単な方法

いよいよ本題。

  • 脳を「フットワークが軽く、物事に柔軟に対応できるようにスタンバイできている状態」に保つ方法

についてかかれた章。

うまくいっているときは、嫌みを言われているのに褒められているように感じる。 うまくいっていないときには、慰めてくれているのが嫌みのように聞こえたりする。こういった人間の脳の感じ方を「メンタル文法」というそうだ。

我々の行動や感じ方はこのメンタル文法に影響を大きく受けるという。それであれば、そのメンタル文法です書き換えが出来たらどうか?という内容が書かれている章。

具体的にメンタル文法を書き換えるためのキーワードの見つけ方が簡潔に書かれているため、読者は確実にゴールに辿り着けるようになっている。

 

7章 行動力が劇的に上がる「触る力」活用法

  •  触覚は五感で唯一「ブロックできない」

これは自分でも全然気付いていない事だった。脳への入力情報の中で大きな要素となる「触覚」を利用する方法が書かれている章。

ブロック出来ないという事を利用した「すぐやる強制スイッチ」としての使い方を書いてくれている。なので、判ってはいるけどなかなか、、、という人には心強い事が書かれている章。 

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8章 「なんとなくいつもネガティブ」の原因は、「脳の慢性疲労」にあった

 「すぐやる」為には普段からある程度脳に力を残しておいてあげなければ、いざという時の力が出ない。その為に、なるべく普段から脳に負担をかけない方法について書かれた章。

ルーチン作業の重要性など、普段の生活に取り入れたい内容が盛りだくさん。

 

-まとめ-

繰り返しになるが、この著書を読んだことは僕自身にとって大きな転機だといっても過言ではない。

今まで、自己啓発系や、メンタル系の著書も何冊か読んできたが、なかなか「すぐにやれない」状態で過ごしていた。

この著書で得た知識を「すでに」実践し始めることができた、という事をお伝えして、このレビューを終了とする。

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